「フェリックスと異界の伝説」2 世にも危険なパズル を読む ― 2005年09月28日 21:28
3部作その2
前作読んですぐ図書館に検索かけ、予約。今日借りて夕方2時間使って一気に読み上げた。
<異界>移動の魔法の呪文のおかげで、異界とこちらの世界が行ったり来たりできる。第一部最後に無事こちらに戻ってきたフェリックスだが、彼の他にもこちらに来たものがいた。
そしてフェリックスの両親が石に変えられてしまう。
両親にかけられた魔法を解くために異世界を訪れてみると、ずいぶん様子が違っていた。魔法を解く鍵を探すだけでなく別の解決すべきことにも巻き込まれ・・・・。
タングル族のペトニーやプラズルのアイアンクロー・ソーンビーク夫妻の懐かしい姿や新たな登場人物も加わって、わくわくする冒険の旅だ。
凶暴で主人の命令に従わなければならないシニストロムなのだけれど、異界行きを経て自分の生き様について考えるようになったグリムスパイトが、印象的。
印刷を教えたことで変わってしまった異世界の描写や、最後のフェリックスとその父の会話など、作品の合間にのぞく文明批評もさりげなく味わい深い。
**********
「フェリックスと異界の伝説」2 世にも危険なパズル
エリザベス・ケイ 著
片岡しのぶ 訳
佐竹美保 絵
あすなろ書房 2005.07.30
最近のコメント