「文学賞メッタ斬り!」を読む ― 2005年09月05日 20:01
リズミカルなノリのいい会話が読んでいて楽しい。
遅ればせながらやっと手にした本である。
名前は知っている文学賞でも受賞作までは覚えていなかったり、受賞作知っていてもそれを含めてその作家の作品を読んでなかったりで、取り上げられた作品、読んであるものの方が当然のことながら少ない。
選考のコメントにコメント付ける形で話が進んでいくと、ああ、そんな見方もできるんだなあ、と驚かされたり、にやにや笑ってみたり、雑学心、めいっぱいくすぐってくれるなあ。
はじめにのぶぶんに
>「小説好きによる小説好きのための小説賞ガイド」だと思ってください。
とあるように、読みながらみごとガイドされて、あれ読みたい、これ読みたい、と、自分なりのチェックも入れたのだった。
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著者 大森望 豊崎由美
㈱パルコ エンタティメント事業部 出版担当
「文学賞メッタ斬り!」
2004. 3.18 刊
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