ライブドアとニッポン放送と送り手聞き手 ― 2005年03月24日 20:34
高裁の判決がでて一夜明けさらに夕方にはまたまたこんなことでなにやらいろいろだが、この間の報道も見ていて各スタンスがむき出しになったくるのが面白かったというか・・・・。まったく。
「真実と事実」「報道の役割」「公共」
ジャーナリズムちょっとかじっていた頃、同じ伝え方でも語尾一つ、言葉の順序一つ変えただけで逆のイメージになるから言葉に責任を、と言われたものだった。そんなこともあって新聞などに書かれている書かれ方TVなどの報道の仕方、まずは疑って、という接し方は心がけているつもりではある。など自分のことはさておき・・・。
今朝のことである。車で仕事に行ったのだが、ちょうど8時半、昨日の今日で何かコメントあるかなあとニッポン放送のこの番組に久々に周波数合わせる。会社に着くまでの10分間。
こんなことを開口一番言っていた。
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この1ヶ月~1ヶ月半、いろいろ考えてぐちゃぐちゃになったりしたけれど、マイクがあって机があってのこのコーナーが自分(アナウンサー)何だなあ。会社のためとかでマイクの前でしゃべっていたわけでなかったということ。例えばとある地方の市町村とかで上の方がトラぶって騒がしくても、そこに火事が発生すれば末端の消防士さんは火を消しに行く、そんな感じじゃないかな。
リスナーが聞いていてくれればアナウンサーなんだな、と。
そんなこと思いながら昨晩7:30頃、もう取材人もいなくなったろうと社外にでるとわっと囲まれてマイクどさっと向けられたので今言ったようなこと話した。
が、どきどきしてたのに、言ったことどこにもでてないんですよ。写真がちょっとだけで、コメントなんて一言も・・・。四半世紀の思いかけて語ったあれはいったい何だったんだかなぁ・・・。
そして曲。
吉田拓郎「今日までそして明日から」(わぉ!!)
曲のあと。
スタッフが冷たいんですよ「面白くないコメントだからって・・」と。
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ここまでしか聞いてないのでその後のリスナーの反応とかはわからないのだけれど、選曲かっこよすぎるくらい決めて、もうそれだけでメッセージだなあと思ったのだった。共感しつつ、拓郎の歌口ずさんだし。
このコメント、マスコミ取り上げないの(報道)作る側の視点からは当然だろうと(悪い意味から)頷き、帰宅後読んだ新聞だのネットニュースだのでもほぼ視点が判で押したように同じなのにげっそりだった。
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