知とロマン ― 2005年03月29日 19:47
望遠鏡なんてなかった古代、夜空を見上げた人々が星に付けた名前がいろいろある。たとえば春の空、北に見える北斗七星、七つ星(日本)・みかどの車(中国)・おおびしゃく(アメリカ)・シチュー鍋(フランス)などなど・・・。星(星座)にちなむ物語もたくさんある。
私自身、まずなじんだのはこれら星座の話であった。地学などまで学ぶ頃には星座といってもそれぞれは実際は何の関係もない位置にある星、なんてことはわかってきて、夢が破れてショックを受けることもなく、物語も知識で得たことも自分の中で平行して並んでいる。
たとえば地球の衛星の『月』にしても、兎が餅つきしている方が楽しいし、モノリスが立っていた方(←2001年宇宙の旅)がわくわくするし、チャーリーが見つかった方がどきどきする。
知らないことで夢が紡がれることってたくさんある。知ることで得られることもたくさんある。うまく折り合いつけていくと生きていることに幅がもてると思う。
なぜこんなことを書いているかというとこの記事による。
学者さんには気の毒だが、思わず笑ってしまった。
明らかになってよかったけれど、「○○と命名」さてれいたときもロマンがあったなあ。
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