椎名 誠 講演会 「本の力、本の夢」(1)2010年02月05日 19:06

講演会 入場券
平成21年度市原市中央図書館
  文学講座・特別講演会

  椎名誠 「本の力、本の夢」

  2010年2月5日 14:00-15:30


行って来ました。

両面印刷の入場券の裏にはプロフィールや受賞歴など。

プロフィールの始めに、『1979年より、小説、エッセイ、ルポなどの作家活動に入る』とあり、『主な作品・・・』と続いていたのだが、やはり椎名さんといったら、順番の最初は【エッセイ】にして欲しかったなあ、など、開始前に裏面を読んでいた。
探検・冒険家としての紹介部分はちょっと少ない気もした。『趣味はたき火キャンプ、どこか遠くへ行くこと』と書かれてはいたけれど。
司会の椎名さんの紹介(椎名先生といっていた)も、この裏面を読み上げたものだけだったのだ。
うーん。

主催挨拶で、市の教育委員長が登場。この種の役職の人にはあまり好印象がないので、引き気味で話を聞き始めたのだが、この方は違った。

椎名氏にはいろいろな顔がある、まず作家として、と続けた言葉が、「当時、非常に多くの人に読まれた『さらば国分寺書店のオババ』をはじめとして・・・」

おお! わかってる、教育委員長。

実際は、ベストセラーとか言っていたような気もするがその辺は忘れてしまった。が、確かにこの本は当時私の周辺では非常に読まれていたのだけれど、それでもかなりマニアックに近かったように思う。d得も、そのまま椎名さんを語る教育長の言葉が作り物でない感じで、あの本がでた頃夢中で読んだ一人だったのかなあ、と、あくまでも想像でしかない委員長の人生に思いをはせたりして、椎名氏の登場を待った。

しかし、今、書きながら思ったのだけれど、
「よしよし、教育委員長、君にもオババの本読んでワクワクしてた若い頃があったんだなあ」なんていう感じ方って、なんか、これって・・・^^;

いやあ、私にも【時】はあったわけだから。
なんて話は、このあと(3)でちょっと書く。
(2)は講演の概要。

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