振り込め詐欺 業界対応バージョン(学校)2005年04月12日 21:50

 徹夜明けで受けた電話のせいもあったけれど、振り込め詐欺の電話、
半分くらい信じてしまった。
 と、妹が電話の向こうで苦笑いしている。

 義弟がこの春から某県某市の中学校長に着任した、その入学式の日の
ことである。この県では午前中始業式で午後入学式だそうである。昼近
くの電話だったらしい。

「こちら、1年の学年主任です。大変なことが起きてしまいました。
 校長先生がトラブルに巻き込まれて警察に連れて行かれてしまい、
 これから入学式だというのに・・・・・」
「生徒に・・・・・。先生も認めらました」
「親が怒って告訴するというのですが今すぐお金を持って・・・・・」

 最初は動転していたがこの辺りで?だったらしく、「2年・3年の主任
の先生や教務の先生は?」と聞き返すと対応が遅れてきて怪しさましたら
しい。携帯もその時点で勤務地にいる義弟につながって「式控えて忙しい
時に何でそんなことで・・・」と、あとは笑い話になったとか。

 教員の移動は年度末に新聞発表されるし、中学名とかの情報つかんでの
電話だったようだ。教員関係のトラブルが新聞をにぎわしていた頃でもあ
り、学校システムを押さえた上での振り込め詐欺の電話。
 
 会社員だったら○○に、自営業だったら△△、なんていうように業界別
マニュアルでもあるのだろうか。
 笑い話で済んだからよかったものの、である。

超サタディないと「ウワサの眞相」2005年04月02日 13:27


 朝日ニュースターで開始の新番組、超サタディないと「ウワサの眞相」 。

 ここの岡留安則氏の幻視行日記、3月2日と3月30日にも書かれている。

 我が家のケーブルテレビ、朝日ニュースターは入っていないので、スカパーにチャンネル追加の手続き電話をする。3月上旬からわかっていたのに手続きをしないまま今日を迎え、おおあわて。電話後に番組表を確認すると、<<★ノースクで放送中★>>となっている(;_;)。この状況が続くなら契約解除しよう。とりあえず詰めの甘い授業料を払うことになってしまった。

 雑誌「噂の真相」は、創刊準備号と第1号こそ求めはぐってしまったものの(「マスコミ評論」との決別に気づかず、こちらを買っていた)第2号より休刊までずーっと読み続けていたのだった。あのスタンス、この1年間もし休刊されずにいたらどんな切り口で・・・、と思った出来事がいくつあったことだろう。
 今夜が待ち遠しい。

知とロマン2005年03月29日 19:47


 望遠鏡なんてなかった古代、夜空を見上げた人々が星に付けた名前がいろいろある。たとえば春の空、北に見える北斗七星、七つ星(日本)・みかどの車(中国)・おおびしゃく(アメリカ)・シチュー鍋(フランス)などなど・・・。星(星座)にちなむ物語もたくさんある。
 私自身、まずなじんだのはこれら星座の話であった。地学などまで学ぶ頃には星座といってもそれぞれは実際は何の関係もない位置にある星、なんてことはわかってきて、夢が破れてショックを受けることもなく、物語も知識で得たことも自分の中で平行して並んでいる。
 たとえば地球の衛星の『月』にしても、兎が餅つきしている方が楽しいし、モノリスが立っていた方(←2001年宇宙の旅)がわくわくするし、チャーリーが見つかった方がどきどきする。
 
 知らないことで夢が紡がれることってたくさんある。知ることで得られることもたくさんある。うまく折り合いつけていくと生きていることに幅がもてると思う。

 なぜこんなことを書いているかというとこの記事による。
 学者さんには気の毒だが、思わず笑ってしまった。
 明らかになってよかったけれど、「○○と命名」さてれいたときもロマンがあったなあ。

ライブドアとニッポン放送と送り手聞き手2005年03月24日 20:34


 高裁の判決がでて一夜明けさらに夕方にはまたまたこんなことでなにやらいろいろだが、この間の報道も見ていて各スタンスがむき出しになったくるのが面白かったというか・・・・。まったく。

「真実と事実」「報道の役割」「公共」
 ジャーナリズムちょっとかじっていた頃、同じ伝え方でも語尾一つ、言葉の順序一つ変えただけで逆のイメージになるから言葉に責任を、と言われたものだった。そんなこともあって新聞などに書かれている書かれ方TVなどの報道の仕方、まずは疑って、という接し方は心がけているつもりではある。など自分のことはさておき・・・。

 今朝のことである。車で仕事に行ったのだが、ちょうど8時半、昨日の今日で何かコメントあるかなあとニッポン放送のこの番組に久々に周波数合わせる。会社に着くまでの10分間。
 こんなことを開口一番言っていた。
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 この1ヶ月~1ヶ月半、いろいろ考えてぐちゃぐちゃになったりしたけれど、マイクがあって机があってのこのコーナーが自分(アナウンサー)何だなあ。会社のためとかでマイクの前でしゃべっていたわけでなかったということ。例えばとある地方の市町村とかで上の方がトラぶって騒がしくても、そこに火事が発生すれば末端の消防士さんは火を消しに行く、そんな感じじゃないかな。
リスナーが聞いていてくれればアナウンサーなんだな、と。
 そんなこと思いながら昨晩7:30頃、もう取材人もいなくなったろうと社外にでるとわっと囲まれてマイクどさっと向けられたので今言ったようなこと話した。

 が、どきどきしてたのに、言ったことどこにもでてないんですよ。写真がちょっとだけで、コメントなんて一言も・・・。四半世紀の思いかけて語ったあれはいったい何だったんだかなぁ・・・。

 そして曲。
 吉田拓郎「今日までそして明日から」(わぉ!!)

 曲のあと。
 スタッフが冷たいんですよ「面白くないコメントだからって・・」と。
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 ここまでしか聞いてないのでその後のリスナーの反応とかはわからないのだけれど、選曲かっこよすぎるくらい決めて、もうそれだけでメッセージだなあと思ったのだった。共感しつつ、拓郎の歌口ずさんだし。
 このコメント、マスコミ取り上げないの(報道)作る側の視点からは当然だろうと(悪い意味から)頷き、帰宅後読んだ新聞だのネットニュースだのでもほぼ視点が判で押したように同じなのにげっそりだった。