疲れると甘いものか香辛料がほしい2007年01月10日 22:47

午後一番に至急依頼が飛び込んで、明日は休みでできない部分は他の方にお願いするもののできる限りの準備を、ということで、STDの作成やら試料の秤量やらに午後のほとんどを費やしてしまった。
予定以上に時間がかかったのは、希釈したSTDの濃度計算したらミスに気づいて作り直したという理由もある。いつもだとCHCL2&CCl4のSTDなのに、今日はCHCl3&CCl4。手順を一つ見落としてしまったのだった。実際の測定前でよかった。

それやこれやで帰ってきたときはいつも以上に疲れていた。免許更新に行って来た息子は、帰宅後もゼミの発表用のパワーポイント資料に作りの仕上げにはげんでいてやはり疲れ切った状態。(そのパワポのチェックは頼まれてちょっとみた@仕事に近い部分もあってわからないけどわかる?)


朝から解凍しておいたシーフードを中華風それともカレーに?
との問いにはカレーとの即答。オニオン炒めるのは僕がやるから、との言葉も添えて。

いつもよりは辛くなく、と、香辛料だけでなくリンゴのすり下ろし1個分と柔らかくなっていたキューイフルーツをつぶして数個分加え、後はトマトピューレと赤ワインも加えて味を調えた。
辛いけれどフルーティでかすかに甘い「ドライカレーみたいだね」というカレーができあがった。
辛いのが苦手な相方や娘にも好評。

丁寧に調理すると気持ちもすっきり。
最終仕上げに力尽くした息子と、もう一品調理した私は、どちらもがんばったよね。

朧の森に棲む鬼 Lored of the Lies2007年01月11日 22:15

朧の森に棲む鬼 新橋演舞場

作:中島かずき  
演出:いのうえひでのり

新感染(松竹と劇団☆新感線のコラボ)

ライ          市川染五郎
キンタ         阿部サダヲ
ツナ           秋山奈津子
シュテン        真木よう子
シキブ         高田聖子
ウラベ         粟根まこと
サダミツ        小須田康人
イチノオオキミ     田山涼成
マダレ         古田新太



シェイクスピアのリチャード三世を下敷きに酒呑童子の世界をイメージしてというのがはじめだったとか、染五郎に完全な悪をさせてみたいといのうえさんとかずきさんの意見が一致して書かれたホンだったとか・・・・。

11日 マチネ  カウントダウン公演に続く2回目の観劇
前回は3階B席左端だったが今回はS席1階センターやや右、11列目で、花道を含め全体の見切り無く、表情もかなりみることのできる位置。見えなかった仕草、演技、登場人物など比較しながら観るもリピートのおいしさではある。

比較では、前回聞き取れなかった部分の音響が改善されていた。キンタの歌の出の位置が違っていた。ライの声ちょっとかすれ気味?。など。
シキブとのあの場面での一瞬のライのためらいとか、マダレの表情とか、ライが他と話しているときのキンタの演技とか、あの都大路にさらされたあれとか、細かい部分まで作られている。


染五郎演じるのは悪である。救いも何もない後悔もしないぶっちぎりの悪人で、だまし殺し犯しのし上がり・・・・、それなのに、観ている側が応援したくなるくらい、ちょっと騙されたくなってしまうような凄味って、まさに色悪。舌先三寸でのし上がる男を見事演じきっている。

この悪の見事さを際だたせているのは周りのメンバーだ。サダヲのスコーンとした明るい軽さと動きは、後半を引き立たせている。秋山さんはすっきりとりりしく、聖子さんは情の女、田山さんのふんわりとした感じ、小須田さん・粟根さんの四天王ぶり、書いているときりがない。古田さん、微妙な位置にいる心情表現さすが貫禄だ。真木さん、実力あるメンバーの中でがんばっている。

これだけ揃ったメンバーでのいのうえ演出。本水使って、音に照明に、花道。血しぶきも派手ですねえ。最高の、に続く言葉がない。みごとに魅せてもらいました。ライやキンタの衣装も見所満載。
そうそう、座席の入り口通路に音響さんがいてあの「カーン」とか殺陣の音、舞台に合わせて生音で出しているというキーボード拝見しました。ほんとすごいです。うらかたさんあっての新感線芝居ですね。


演出最高、でもかずきさんのホンもすごい。脚本を一回目と2回目の観劇の間に読んだのだけれど本当によくできている。座付き作者としていのうえ芝居を念頭に出演者ふまえてあてがきされたものではあるのだが、この脚本で、まるで違う演出家と出演者での芝居をしたらどうなるのかと想像をふくらませたくなってしまう。
リチャード三世は役者のあこがれの役だと聞く。この「朧の森に棲む鬼」のライ役も、同様な役になる魅力がある。。

ただ、何人かの役者がこのライ役演じている姿想像すると、ここまで気持ちよく悪に徹する染とはまるで違ったものになりそうだ。それもみてみたいが、やはり、このライは染につきるか、と思ってみたり・・・・。

もう一回残っている観劇が待ち遠しい。


(追加)
9日(火)に朝日新聞に劇評が載っていた。これはべた誉め。他にもあちこち取り上げられているのかな。まだまだ残っていたチケットが見事に完売になっていることにマスコミの影響ありかとびっくりした土曜日の午後。

一つ終わるともう一つ、そしてもうひとつ2007年01月12日 20:50

仕事、一昨日の至急の測定は昨日処理と装置セットをやっていただいてあったので午前中にその解析&結果。午後は、年頭から連続でシーケンス組んでGC測定していたサンプルの解析。シーケンスは4日の午後から動かしていたのが今日の午前にようやく最後のブランクで終了した。新しいサンプルもまたあるのだが、とりあえずこれまでの結果までが一区切り。チャート解析までなんとか終わり、エクセル処理が来週頭の課題と残った。


息子は今日学校帰りに日生劇場「スィニートッド」。娘と私は来週の土曜なのだが、娘の友人も明日行くとかで先を越されたと娘の悔しがること。まあ、評判きくと早く行きたくなるよね。

舞台って行くといろんなビラがもれなくついてきて、誘惑ばんばん飛び込んでくる上に、今まで行かなかったサイトめぐりまでしてあり地獄に自ら飛び込んでしまっているこのごろ、レミゼ、昨春私は観たのだが、今年こそ、という娘に同調して、6月のカード先行でチケット押させてしまった金曜日の夜。
ついでに某5月の先行抽選予約、ネットで申し込んだのだった。こちらは手にはいるかな? 結婚前、というか成人して初めて観た芝居の再演が蜷川演出の古田さん主演なんだよね。かなり入手難しそうだけれど・・・・。

無駄遣いか気分転換かストレス解消か?2007年01月13日 21:25

4月のとある芝居のカード先行13日(土)10:00からあり、満を持して申し込むもネット上ではじかれているうちに瞬殺、あきらめて別のカード会社のサイトみていたらとあるもの発見。娘と相談して、電話してしまった。
「先行で10列目までを用意していたのは今はなく追加分で10列目より後ろになりますが・・・」の返事に逆にびっくり。
さすが主催公演のカード先行なり。カードの頭の番号でいろいろ違いがあるとわかったのも今日の収穫。

朝はゆっくり、食事はブランチと夕食を作っただけ。午前は家事をしたりネット挑戦したりとしていたが終日のんびり。

夕方はシアターテレビジョンで放映されていた「キレイ」(2000年初演)をじっくり楽しむ。キャスト変更しての再演をwowowでみたのがこの芝居の初見、そのときも圧倒されたが初演をみて初めて違いも凄味もおもしろさもそれぞれにわかったのだった。
その時その場所でみる舞台が最高なのはわかっているが、過去の舞台映像でみられるのはありがたい。ただ放映される時間に自分の生活合わせるのは難しく、録画してもなかなかみないままだし、やはり足を運んでこその舞台なのかな、とも思う。

とはいえ舞台は本とは桁違いにお金がかかり、心ゆくままに書籍にかけたほどに舞台には使えないので、CS・BSの放映はありがたい。チェックが甘く見忘れることも多いけれど・・・・。

阿部は移籍だが2007年01月13日 21:44

監督争奪に始まった2006年の騒動はオフに入っても沈静化せず(なのか?)昨日オフィシャルから阿部のレッズへの移籍が発表された。
昨年末からあちこちでにぎやかに語られていたのであきらめ半分と言い聞かせていたが、やはり寂しい。チームの新陳代謝が無いというはまずいのはわかるけれど、やはりね・・・・。

でも、まだ自主トレの時期だし、契約更新の時期なのだけれど、今週は出勤は自転車だったので、通り道の練習場、月曜日は勇人が音楽聴きながらジョギングしてるのを見かけたし、昨日は立さんも走っていた。

今年いるメンバーが最善であると信じて始動を待ちます。>ユナイテッドJEF